ひとりの人へ。いつかひとりになる人へ――新刊によせて
新刊、岸本葉子著『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』。
著者の岸本葉子さんがメディアの取材とサイン本、書店向けメッセージカード作成のため、来社してくださいました。
この本は、「コロナ禍のステイホームで、ひとり時間が増えていますね」という話から生まれました。
長引くコロナ禍でメンタルが不調になりやすい昨今ですが、ひとり時間の使い方次第で、心の落ち着きを取り戻したり、自己肯定感を上げたり、生き方そのものをポジティブに変えていけるのでは……と。
本書では、ひとりの達人である著者が、「時間の質を上げる」「暮らしの工夫」「人間関係の保ち方」「いざというときの備え」「心の持ちよう」という5つの角度から、心豊かな「ひとり時間」の過ごし方を伝えます。
岸本さんは、メッセージカードに次のように書いてくださいました。
「ひとりの人へ。やがてひとりになる人へ」
家族がいてもいなくても、「ひとり時間」はとても大切。
岸本さんのしなやかな生き方は、どんな立場の人にも響くものがあるはず。
読むだけで気持ちが明るくなる一冊です。
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『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』
岸本葉子・著 ¥1,650 (税込)
作品紹介:長引くコロナ禍に加えて、想定外のことが次々と起きる時代です。
これからどうなるのだろう、という不安が尽きることはありません。
そんななかで、自分と向き合い、わたしにとって何が大切なのか見極めるために必要なのは、「ひとり時間」。
心豊かな「ひとり時間」を過ごすことで、自分で自分を満たし、自己肯定感を高められます。
家族がいてもいなくても、そんな力強く生きる術が、今、求められていると思います。
本書では、ひとりを愉しむ達人である著者が、コロナ禍を経てあらためて、「力強く、しなやかに生きるための方法」について伝えます。
岸本葉子
1961年、神奈川県生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部卒業。保険会社の勤務を経て、中国・北京に留学。帰国後、日常生活や旅を綴ったエッセイで、新聞、雑誌等幅広く活躍している。著書に『がんから始まる』(文春文庫)、『50代からの疲れをためない小さな習慣』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備──人生を大切に生きる53のヒント』(講談社+α新書)など多数。
【目次】
はじめに
第1章 ひとり時間をもっと楽しく
第2章 ゆるやかに暮らしを整える
第3章 心地よい人との関係
第4章 いざというときに備える
第5章 心を健康に、自己肯定感を上げる
ISBN:9784333028849
出版社:佼成出版社
発売日: 2022/11/30