
本書は、「こうすれば不登校は治る!」というマニュアル本ではありません。しかし、不登校の子を抱えたお母さんにとっては、まずは子どもが元気に日常生活を送れるようになってくれることが第一歩。そのために親ができること、心の持ちようについてなどが書かれています。
田中登志道
1950年茨城県生まれ。
京都大学文学部卒業後、地元茨城県の高校教師に。
1988年から20年以上にわたり、不登校の子どもを抱える親の会の活動に加わる。 2000年、不登校の子どもや親の交流の場としてフリースペースを開設。 2008年4月、32年間勤めた高校教師を退職。
著書に『マンガエッセイ 不登校かな?! と思った時に読む本』(佼成出版社)などがある。
【目次】
第一章 不登校の始まり
(どの子にも起こる不登校/親がしがちなこと・してはいけないこと ……)
第二章 家族の戸惑いと悩み
(お母さんの苦しさ/兄弟姉妹に続けて起こる不登校 ……)
第三章 本人の苦しみ
(閉じこもり/昼夜逆転/不潔恐怖・入浴恐怖 ……)
第四章 外の助けを借りる時は
(カウンセリングの効用と問題/医療の問題 ……)
第五章 命の力が芽ぶく時
(肯定的な優しい眼差し/生きていればそれでいい……)
ISBN:9784333024018
出版社:佼成出版社
発売日:2009/9/30