【2023年7月28日(金)】
◆電子新刊
・『現代「只管打坐」講義 そこに到る坐禅ではなく、そこから始める坐禅』藤田一照・著 ¥2,750(税込)
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『現代「只管打坐」講義 そこに到る坐禅ではなく、そこから始める坐禅』
藤田一照・著 ¥2,750(税込)
作品紹介:道元禅師(1200-1253年)によって提唱された「只管打坐」(悟るためでなく、ただ坐る)としての坐禅がどうしたら可能となるかについて、実践に基づく理論を詳述する。曹洞宗大本山永平寺の機関誌『傘松』での連載の単行本化。
藤田一照
1954年(昭和29年)、愛媛県に生まれる。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、兵庫県にある曹洞宗の紫竹林安泰寺にて得度、僧侶となる。1987年よりアメリカ合衆国マサチューセッツ州西部にあるパイオニア・ヴァレー禅堂に住持(住職)として渡米、近隣の大学や仏教瞑想センターなどで禅の講義や坐禅指導を行う。2005年に帰国。2010年より2018年までサンフランシスコの曹洞宗国際センター所長(第2代)を務め、スターバックス、フェイスブック、セールスフォースなどアメリカの大手企業でも坐禅を指導する。2017年にオンライン禅コミュニティ「大空山磨塼寺」を開創する。
単書に『現代坐禅講義──只管打坐への道』(佼成出版社。文庫版は角川ソフィア文庫)、『禅僧が教える考えすぎない生き方』(大和書房)、『「禅トレ」で生きるのがラクになる──イライラ、怒り、不安、モヤモヤが消える! 1分で心が調う!』(世界文化社)、『ブッダが教える愉快な生き方』(NHK出版)、主な共著に『あたらしいわたし──禅100のメッセージ』『安泰寺禅僧対談』(共に佼成出版社)、『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、『禅の教室──坐禅でつかむ仏教の真髄』(中公新書)、『〈仏教3.0〉を哲学する』『〈仏教3.0〉を哲学する バージョン2』(共に春秋社)、『退歩のススメ──失われた身体観を取り戻す』(晶文社)、『生きる稽古死ぬ稽古』(日貿出版社)、『感じて、ゆるす仏教』(KADOKAWA)、『哲学する仏教──内山興正老師の思索をめぐって』(サンガ)など、主な訳書にキャロライン・ブレイジャー『自己牢獄を超えて──仏教心理学入門』(コスモス・ライブラリー)、ドン・キューピット『未来の宗教──空と光明』(春秋社)、ティク・ナット・ハンk『禅への鍵 新装版』『法華経の省察──行動の扉をひらく』(共に春秋社)、鈴木俊隆『禅マインド ビギナーズ・マインド2』(サンガ新書)、ラリー・ローゼンバーグ『〈目覚め〉への3つのステップ──マインドフルネスを生活に生かす実践』(春秋社)などがある。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
はしがき
第一章 何が坐禅を「難しいもの」にするのか?
第二章 坐禅における呼吸と意識
第三章 「正しくないことをやめれば、正しいことは自然に起こる」
第四章 坐禅を邪魔する心の働き
第五章 「呼吸を手放す」ということ
第六章 涅槃の姿としての八正道
第七章 「坐禅すれば自然に好くなるなり」
第八章 「坐禅」を unlearn する〈坐禅〉
第九章 「心が汗をかかない」ように坐るのが坐禅
第十章 いま、改めて坐禅を普勧する
ISBN:9784333028399
出版社:佼成出版社
発売日:2020/12/30