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【2024年6月14日(金)】
・『魂の救済を求めて 文学と宗教との共振』黒古一男・著 ¥2,420(税込)
※読み放題プラン:6月14日(金) 10:00配信開始
※単品商品:6月14日(金)10:00販売開始


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魂の救済を求めて 文学と宗教との共振』黒古一男・著 ¥2,420(税込)

作品紹介:心の空洞は、「癒し」でも埋めることはできない―。文学は人間の苦悩をどう捉え、解決(救い)に導こうとしてきたかを考察する。

黒古一夫
1945年12月、群馬県生まれ。法政大学大学院博士課程修了。大学院在学中に『北村透谷論ー天空への渇望』(冬樹社)を刊行し、批評家としての道に入る。現在、文芸評論家・筑波大学大学院教授。(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに 「玩物喪志」の時代ーー吉本ばななの文学を手掛かりに
第1章 「魂の救済」をもとめてーー大江健三郎の文学
第2章 「宗教心」とは何かーー遠藤周作の『深い河』
第3章 求道者ーー宮沢賢治
第4章 虚無と叛逆の日々を超えてーー宮嶋資夫
第5章 自己救抜から棄教へーー北村透谷と信仰
第6章 「愛」と「生き方」の伝道者ーー三浦綾子
第7章 親鸞・『歎異抄』との出会いーー野間宏の場合
第8章 政治と宗教ーー高橋克巳『邪宗門』の問いかけたもの
第9章 「六道の闇夜」を生きるーー共苦する文学者・水上勉
第10章 「光」の中へーー遊行者・立松和平
第11章 「仏教・文学」の可能性を求めてーー玄侑宗久の試み
第12章 戦争と文学
第13章 被爆者にとって〈救い〉とはーー林京子文学に底流するもの
第14章 戦時の“殺人”は赦されるのかーー大岡昇平『野火』が提起するもの
終章 「救済」と「世直し」の可能性
あとがき


出版社:佼成出版社
発売日:2006/11/30

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