連覇 なぜ、佼成学園高校弱小アメフト部が日本一になれたのか

連覇 なぜ、佼成学園高校弱小アメフト部が日本一になれたのか

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強豪校にいま一歩及ばなかったロータスが、なぜ、クリスマスボウル3連覇、公式戦52連勝という圧倒的な強さを発揮できるようになったのか。本書では、ロータスが日本一に上り詰めるまでの軌跡を追いつつ、受験勉強を優先する進学校ならではのハンデをどのように糧に変え、独自の指導法を編み出していったのかをスポーツライターの相沢光一氏が肉薄。技術指導だけでなく、人間教育によって個々の主体性を育み、その主体性をチームに転嫁する小林孝至監督の指導力に着目し、蓮の花の意であるチーム名に込められた願い、謙虚に学び続ける姿勢、「素直・謙虚・感謝」のモットーなど、チームづくりの原点を探ります。


相沢光一
1956年埼玉県生まれ。スポーツライター。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』や自身の介護経験を綴った『介護を左右する 頼れるケアマネ 問題なケアマネ』などがある。現在は、ダイヤモンドオンライン、プレジデントオンラインをはじめとするWEBメディアでも多数執筆中。

【目次】
はじめに

◇序章 日本一を決する「クリスマスボウル」の舞台裏
・敗戦によって見えた「ロータス」というチームらしさ
・「日本一になって当たり前」のプレッシャー/・人間としていかに成長できるか

◇第1章 アメリカンフットボールという競技
・勝てるアメリカンフットボール部をつくる難しさ
・アマチュアレベルならアメリカとも対等に戦える日本の実力
・選手の数がものをいうアメリカンフットボールの競技性
・求められる身体能力と知性

◇第二章 チームを変えた数々の縁
・逸材が揃った黄金期と小林孝至の入部
・一流選手のプレーを見て目覚めた部員たち
・選手業と監督業の二足のわらじ
・引き止められなかった退部者への後悔
・改めて見直した「アメフトを楽しむ」という姿勢
・探究心を掻き立てて面白みを覚えさせる
・下級生への大胆な実践主義
・教え、教えられる相互関係を文化に
・“制約”が効率的な練習のヒントに
・好循環の波が押し上げたチーム力
・競争意識も持たせる合理的な厳しさ

◇第三章 弱小チームを常勝軍団に変えたもの
・勝ちきれないチームを変えた「連覇」というキーワード
・理に適ったリーダー育成システム
・幹部交代も許される「透明性」の高い組織運営法
・周囲に応援されるチームづくり
・体づくりは母親とプロに任せる
・筋力トレーニングが不要な体幹強化法
・ITを駆使したインテリジェンス向上策

◇終章 勝敗を超えて大事になもの
・敗戦の将に見えたもの
・ロータスのチーム名に込められた思い
・トップレベルまで最短距離で導く手法が生まれたバックボーン
・「ティーチング」と「コーチング」
・チームの指導者である前に教師である
・勝っても負けてもチームは止まらない
・社会で通用する人間になれ

◇特別座談会 アメリカンフットボールが与えてくれたもの

おわりに
「スポーツは人を創る」

ISBN:9784333028313
出版社:佼成出版社
発売日:2020/9/30