【2023年7月7日(金)】
◆ちえうみ文庫
・『出家とその弟子』倉田百三・著 無料コンテンツ
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・『仏教人生読本』岡本かの子・著 無料コンテンツ
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『出家とその弟子』
倉田百三・著 無料コンテンツ
作品紹介:大正から昭和初期の劇作家・評論家、倉田百三の代表作。1917年に岩波書店から発表され、親鸞の言行録『歎異鈔』を基に人間の矛盾や仏の慈悲、恋愛の苦しみを全六幕の戯曲で描いている。フランスのロマン・ロランから絶賛され、当時の学生には必読の一冊とされた。時間を超えて尊ばれ、今もなお愛される名作。
倉田百三
1891年、広島県生まれ。1910年に旧制第一高等学校に入学するが、病気のため中退した。1917年には『歎異抄』の教えを戯曲化した『出家とその弟子』がベストセラーとなり、以後『歌はぬ人』『布施太子の入山』『父の心配』等の宗教文学を多数著した。結核のため1943年没。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
序曲
第一幕
第二幕
第三幕
第四幕
第五幕
第六幕
出典:青空文庫
電子版発行:佼成出版社
電子版発行日:2023/6/30
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『仏教人生読本』
岡本かの子・著 無料コンテンツ
作品紹介:夫の放蕩により精神疾患を患った著者。苦しみ、もがきながらも、仏の道に救いを見出した著者の仏教観をもとに、人間関係、感情の葛藤、出会いと別れ、さらには死に至るまで、あらゆる人生の局面を仏心によって乗り越えていく術を綴る。しなやかでたくましい生き方への指南書。
岡本かの子
1889年、東京都生まれ。小説家、歌人、仏教研究家。与謝野晶子の門下生として詩作を始める。漫画家の岡本一平と結婚し、芸術家・岡本太郎の母となる。生家の没落や夫婦間の葛藤などで悩み、仏教の世界に入る。1929年に一時パリに滞在した後、1936年に芥川龍之介をモデルにした「鶴は病みき」で小説家デビュー。その後も「母子叙情」など多くの作品を発表した。1939年、49歳で急逝。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
この書を世に贈るについての言葉
第一課 悲観と楽観
第二課 誰でも持つたから
第三課 飽くまで生き抜く力
第四課 苦労について
第五課 たしなみ
第六課 人情に殉じ、人情を完うす
第七課 性質を矯め過ぎるな
第八課 あまり放縦でも困る
第九課 人生の広い道
第一〇課 人格完成
第一一課 世の中
第一二課 衣食住
第一三課 憂鬱と笑い
第一四課 涙の価値
第一五課 無駄
第一六課 誤解された時
第一七課 誘惑
第一八課 勇気
第一九課 好き嫌い
第二〇課 試合の練習
第二一課 橋は流れて水は流れず
第二二課 敵、味方
第二三課 不平の征服
第二四課 軽い考え方・重い考え方
第二五課 母性愛
第二六課 父性愛
第二七課 兄弟愛
第二八課 自分と他人
第二九課 慈悲
第三〇課 愛・憎にくみ
第三一課 性欲
第三二課 恋愛
第三三課 婚約の前に八方手を尽せ
第三四課 結婚と夫婦愛
第三五課 家庭
第三六課 ハムレット
第三七課 お茶時ティータイム
第三八課 懺悔
第三九課 入学試験に臨んで
第四〇課 僻み
第四一課 体育
第四二課 虚栄
第四三課 時計と椅子と袴
第四四課 人間の味
第四五課 賞める・叱る
第四六課 他愛
第四七課 利己主義
第四八課 女のヒステリー
第四九課 仕事
第五〇課 塹壕戦
第五一課 人間万歳
第五二課 成功
第五三課 失敗
第五四課 金
第五五課 運命
第五六課 達人の病苦観
第五七課 死
第五八課 信仰に入る前の準備
第五九課 迷信の話
第六〇課 信仰
第六一課 信仰生活のあらまし
第六二課 仏、菩薩は染物屋にあらず
第六三課 智慧の説明
第六四課 因果ということの説明
第六五課 唯物と唯心
第六六課 現実と理想
第六七課 光明中のハイキング
第六八課 差別と平等
第六九課 都会と田舎
第七〇課 知られざる傑作
第七一課 モダン極楽・モダン地獄
第七二課 さとり
第七三課 仏陀
第七四課 聖徳太子仰讃
第七五課 日本の仏教
跋
出典:青空文庫
電子版発行:佼成出版社
電子版発行日:2023/6/30