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ちえうみ

宗教民俗学

宗教民俗学

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種類

民俗学の見地から日本宗教史へとアプローチし、日本的信仰の淵源をたずねる。高取正男の真骨頂ともいうべき民間信仰史に関する論考を12篇を精選。解説=柴田實/村上紀夫


【目次】


幻想としての宗教
遁世・漂泊者―本源的二重構造の問題―


宗教と社会―信仰の日本的特性―
村を訪れる人と神―日本人の信仰―
山と稲と家の三位一体―日本民族信仰の根幹―
死生の忌みと念仏―専修念仏と民間信仰―
地蔵菩薩と民俗信仰
信仰の風土―天川弁才天―


奈良仏教の展開
天皇と神の間―古代的政教分離をめぐって―
救世主としての教祖―行基の場合を中心に―
民間仏教を開発した空也

解説(柴田實)
文庫版解説 「楽園」の光と影(村上紀夫)


高取正男・著/柴田實・解説/村上紀夫・解説

高取正男(たかとり まさお)
1926年愛知県に生まれる。京都大学文学部史学科卒。京都女子大学教授などを務める。専門は日本文化史・民俗学。1981年没。主な著書に『仏教土着』(日本放送出版協会)、『日本的思考の原型』(講談社現代新書〈のち、平凡社ライブラリー、ちくま学芸文庫〉)、『神道の成立』(平凡社選書〈のち、平凡社ライブラリー〉)、『民間信仰史の研究』『高取正男著作集』全5巻(以上、法藏館)などがある。

柴田實(しばた みのる)
1906年京都府に生まれる。京都帝国大学文学部史学科卒。京都大学教養学部教授、関西大学教授、佛教大学教授などを歴任。1997年没。主な著書に『庄園村落の構造』(創元社)、『石田梅岩』(吉川弘文館)、『中世庶民信仰の研究』(角川書店)、『柴田實著作集 日本庶民信仰史』全3巻(法藏館)がある。

村上紀夫(むらかみ のりお)
1970年愛媛県生まれ。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)(奈良大学)。現在、奈良大学文学部教授。主な著書に『近世勧進の研究』『京都地蔵盆の歴史』『近世京都寺社の文化史』(以上、法藏館)、『まちかどの芸能史』(解放出版社)、『江戸時代の明智光秀』(創元社)、『文献史学と民俗学 地誌・随筆・王権』(風響社)がある。


ISBN:978-4831826534
出版社:法藏館
発売日:2023/9/8

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