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ちえうみ

曠野から アフリカで考える

曠野から アフリカで考える

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種類

西アフリカ長期滞在中に出会った、サヴァンナに暮らす人々やとりまく環境を、精緻な描写と豊かな表現で綴る。無文字社会でのフィールドワークを通して人間存在の根源に迫った、人類学の碩学の代表的エッセイ集を復刊!

 

【目次】

貧しさ

王さま

ある料理人の話
馬と車
歯・目・耳
黄金海岸

大統領が来た!
生きものたち
すまい

ことば

あとがき
中公文庫版解説………柴田 翔
法蔵館文庫版解説……四方田犬彦

 

川田順造・著/柴田翔・解説/四方田犬彦・解説

川田順造(かわだ じゅんぞう)
1934年東京生まれ。人類学者。東京大学教養学科卒業。パリ第5大学民族学博士。日本・アフリカ・ヨーロッパの多年の現地調査から、西洋近代を相対化して人類の未来を探求する「文化の三角測量」を提唱する。東京外国語大学名誉教授。広島市立大学名誉教授。紫綬褒章、瑞宝重光章、文化勲章、フランス語圏大勲章、フランス政府文化功労章、ブルキナファソ政府文化勲章を受章。著書に『曠野から』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(渋沢敬三賞)、『聲』(藤村記念歴程賞)、『口頭伝承論』(毎日出版文化賞)、訳書にクロード・レヴィ=ストロース著『悲しき熱帯』など多数。2024年逝去。

柴田翔(しばた しょう)
1935年東京生まれ。作家、翻訳者、ドイツ文学者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1961年に日本ゲーテ協会ゲーテ賞を受賞し、西ドイツへ留学。1964年に「されど われらが日々―」で芥川賞を受賞し、累計186万部のベストセラーとなり映画化。以後も作家活動の傍ら、東京都立大学助教授、東京大学教授、共立女子大学教授などを歴任し、ゲーテを中心としたドイツ文学の教鞭をとる。文學界新人賞選考委員、太宰治賞選考委員を務めた。東京大学名誉教授。著書に『贈る言葉』『立ち盡す明日』『地蔵千年、花百年』『詩に映るゲーテの生涯』、訳書に『ファウスト』など多数。

四方田犬彦(よもた いぬひこ)
1953年大阪生まれ。映画誌・比較文学研究家、エッセイスト、詩人。東京大学にて宗教学を、同大学院にて比較文学を専攻。長らく明治学院大学教授として、またコロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学校(ソウル)、清華大学(台湾)などでも映画史と日本文化論の教鞭をとり、現在は文筆に専念。斎藤緑雨賞、サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、日本エッセイスト・クラブ賞、日本児童文学学会特別賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞、鮎川信夫賞を受賞。著書に『ソウルの風景』『白土三平論』『ゴダール、ジャン゠リュック』『親鸞への接近』、訳書に『パゾリーニ詩集』など多数。

 

ISBN:978-4831826978
出版社:法藏館
発売日:2025/5/15

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