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ちえうみ

増訂 京都地蔵盆の歴史

増訂 京都地蔵盆の歴史

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祇園祭などと並ぶ京都の夏の風物詩・地蔵盆。文献史料と実地調査の成果を用いて、京都の人々でさえよく知らないその歴史を丹念に紐解く。京都の都市文化をより深く知るための一冊が、補章2本を加えた増訂版として再登場。

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【目次】
序 章 地蔵盆の風景

第一章京都のお地蔵さま
 一 地蔵菩薩の伝来と広がり
 二 中世の地蔵信仰
 三 泰平の時代と地蔵菩薩
 四 六地蔵めぐり

第二章 地蔵祭のはじまりと京都
 一 中世の墓と石仏
 二 「地蔵祭」のはじまり
 三 発見される石仏
 四 弘法大師の地蔵尊
 五 一七世紀の京都
 六 「地蔵会」か「地蔵祭」か

第三章 近世都市京都と地蔵祭
 一 京の町と地蔵祭
 二 領主が始めた地蔵祭
 三 宗教者と地蔵信仰
 四 木戸と町
 五 運営と行事
 六 もうひとつの〝地蔵盆〟――大日会
 七 停止・中断させられる地蔵祭

第四章 近代の地蔵祭
 一 「お地蔵さま」が消えた日――明治四~五年の廃止
 二 お地蔵さまの撤去と地蔵祭の中断
 三 明治一六年のできごと
 四 明治一六年の布達
 五 マス・メディアと地蔵盆

第五章 地蔵盆の近現代
 一 明治期の歩み
 二 大正期の地蔵盆
 三 戦時体制下~戦後社会と地蔵盆
 四 現在の地蔵盆

終 章 地蔵祭から地蔵盆へ
 一 地蔵祭・地蔵盆の四〇〇年
 二 近世と近代の間
 三 地蔵祭・地蔵盆の祭祀
 四 かつての町居住者への供養
 五 地蔵盆がつなぐもの

補章1 近代初頭大阪における「地蔵」
 はじめに
 一 地蔵と往来
 二 地蔵と道祖神
 おわりに

補章2 二〇一七~二四年 京都地蔵盆の「歴史」管見
 はじめに
 一 地蔵盆の戦後史
 二 地蔵盆と現代
 三 新型コロナウィルスと地蔵盆

地蔵盆関係略年表
【参考文献】【引用史料】
あとがき/文庫版あとがき


村上紀夫・著

村上紀夫(むらかみ のりお)
1970年愛媛県生まれ。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)(奈良大学)。現在、奈良大学文学部教授。著書に『近世勧進の研究』『近世京都寺社の文化史』(以上、法藏館)、『まちかどの芸能史』(解放出版社)、『歴史学で卒業論文を書くために』『江戸時代の明智光秀』『怪異と妖怪のメディア史』(以上、創元社)、『文献史学と民俗学 地誌・随筆・王権』などがある。

ISBN:9784831827012
出版社:法藏館
発売日:2025/7/15

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