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ちえうみ

無神論

無神論

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西洋的近代を超え、何ものにも縛られることなく無礙自在に生きる「絶対的自律」への道を考究し続けた稀代の哲人・久松真一。その哲学の核心を示す論考と自叙伝的エッセイ「学究生活の想い出」を収録。解説=星野元豊・水野友晴

 

【目次】

無神論
人間の真実存
悟り―後近代的(Post-modern)人間像―
禅―近代文明における禅の意義―
東洋的無の性格
幽玄論―特に能における―
学究生活の想い出
〈解説〉無礙の生涯(星野元豊)
〈文庫版解説〉絶対的自律の実現(水野友晴)

 

久松真一・著/星野元豊・解説/水野友晴・解説

久松真一(ひさまつ しんいち)
禅に通暁した今世紀の哲学者として最先鋭と目される久松真一は、1889年に岐阜県に生まれました。京都帝国大学哲学科で西田幾多郎に師事、その薦めで京都妙心寺の池上湘山老師に参じた後、宗教哲学的観点から東西の宗教・哲学・文化を比較つつ、透徹した「無相の自己」の立場から独自の宗教・哲学を確立しました。また、茶人、書家としても有名です。元京都大学教授。ハーヴァード大学客員教授。京大心茶会、FAS協会を創立。著書に『東洋的無』(1939)、『絶対危機と復活』(1969)、『人類の誓い』(提綱、1951~53)、『禅と美術』(1958)、『わびの茶道』(1987)などがある。

星野元豊(ほしの げんぽう)
1909年、鹿児島県生まれ。 1933年、龍谷大学宗教学科を卒業し、同大学講師、助教授を経て文学部教授となる。文学博士。 2001年、逝去。 主な著書に『講解教行信証』(全4巻・補遺篇)、『浄土』、『宗教の本質』(いずれも法蔵館)。

水野友晴(みずの ともはる)
1972年生まれ。2001年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、関西大学文学部教授。専攻は哲学・宗教学・日本思想。著書に『「世界的自覚」と「東洋」―西田幾多郎と鈴木大拙―』(こぶし出版、2019年)がある。

 

ISBN:978-4831826398
出版社:法藏館
発売日:2022/9/9

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