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ちえうみ

精神世界のゆくえ ―宗教からスピリチュアリティへ―

精神世界のゆくえ ―宗教からスピリチュアリティへ―

通常価格 825 円(税込)
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なぜ現代人は「スピリチュアリティ」を求めるのか。宗教や科学に代わる新しい思想潮流を網羅的に分析し、変容する精神文化の実態に迫る。「スピリチュアリティ」の興隆を現代精神史上に位置づけた宗教学の好著。

 

【目次】

はじめに

【第1部 グローバルな現象としての精神世界】
第1章 精神世界とは何か
第2章 ニューエイジ運動とその周辺
第3章 新霊性運動(new spirituality movements)

【第2部 新霊性運動の体験と生の形】
第4章 ニューエイジ運動の多中心性―チャネリングの流行の意味―
第5章 ニューエイジャーの癒しと救い―S・マクレーンの「自己自身への旅」―
第6章 自己変容体験とその参与観察―セミナーの倫理と愛―
第7章 ニューサイエンス理論のなかの心―心=意識は何をなしとげうるか―

【第3部 精神世界と知の構造の変容】
第8章 教養から精神世界へ―高学歴層の自己形成の変容―
第9章 精神世界の主流文化への浸透―霊性的知識人の台頭―
第10章 新霊性運動と代替知運動―ある農業運動の事例から―

【第4部 現代世界のなかの新霊性運動】
第11章 セラピー文化のゆくえ
第12章 宗教と超えて?―新霊性運動と「宗教」観の変容―
第13章 救済とルサンチマンを超えて?―現代宗教における「悪」について―
第14章 救済宗教と新霊性運動―軸の時代からポストモダンへ―

あとがき
新しいスピリチュアリティの捉え方―文庫版あとがきにかえて―
索引

 

島薗進・著

1948年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京外国語大学助手、専任講師、助教授、東京大学文学部宗教学・宗教史学科助教授、教授、同大学院人文社会系研究科教授を経て、現在、東京大学名誉教授、大正大学客員教授、グリーフケア研究所客員所員、NPO法人東京自由大学学長。日本宗教学会会長(2002〜05年、2008〜11年)。専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学。著書に『宗教学の名著30』(ちくま新書)、『国家神道と日本人』(岩波新書)、『日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ』(朝日選書)など多数がある。2023年度よりコルモス会長。

 

ISBN:978-4831826411
出版社:法藏館
発売日:2022/11/10

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