ちえうみ
中国の石仏と石経
中国の石仏と石経
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本書は、戦時下中国の山東省および山西省で実施された、北朝・隋唐時代の石刻経典・石仏の調査旅行の記録のうち、日本初紹介となる調査地を選定し、戦後再編集したものである。厳密な学術調査報告書ではなく、一般読者を対象とした平易な筆致で綴られた紀行ではあるが、その後失われた遺跡や文物も少なくないことから、当時の様相を今に伝える貴重な資料として、今日なお高い学術的価値を有している。解説=倉本尚徳
【目次】
はしがき
序説
山東の石経と石仏
1 鄒県鉄山の摩崖石経
2 鄒県岡山の摩崖石経
3 鄒県尖山大仏嶺の摩崖石経
4 鄒県嶧山の摩崖石経
5 鄒県葛山の摩崖石経
6 寧陽県水牛山の摩崖石経
7 東平県白仏山の大石仏
8 徐州興化寺の石仏
山西の石経と石仏
1 寿陽県中曲村の石仏
2 平定県石門口の石仏
3 孟県千仏山の摩崖仏
4 祁県子洪鎮の石窟仏
5 祁県文廟内の石仏
6 太原風峪の石経と童子寺・天龍山の石仏
7 清源県厳香寺の石仏
8 文木県崖底村の摩崖石仏
9 沢州浩村の摩崖石仏
10 沢州青蓮寺の石仏と石経
11 高平県龍王山の石窟仏
12 虞郷県石仏寺の石仏
13 稷山県石仏寺の石仏
14 霍県の摩崖大仏
附録 中国の仏教史跡調査の概要
1序言/2玄中寺復興の問題/3新紹介の石窟仏/4鄒県の六朝摩崖石経/5天龍山・童子寺等の石仏/6廬山慧遠と浄影寺慧遠の古蹟/7五台山仏教の現状/8仏塔及び経幢の調査 /9大蔵経と道蔵の探求/10梵鐘について/11其他の仏教史蹟/12儒教関係の史蹟/13道教の史蹟/14中国仏教の現状/15民間信仰としての仏教道教
あとがき
解説
道端良秀・著/倉本尚徳・解説
道端良秀(みちはた りょうしゅう)
1903年北海道帯広市に生まれる。1928年大谷大学史学科卒、同研究科、宗学院、中国留学を経て、大谷大学教授、大谷専修学院長を歴任。光華女子大学名誉教授。伏見別院輪番。文学博士。1988年仏教伝道文化賞功労賞受賞。1993年逝去。
著書は『唐代仏教史の研究』『中国仏教史の研究』『中国仏教と社会福祉事業』『中国仏教思想史の研究』(法藏館)ほか多数。
倉本尚徳(くらもと しょうとく)
1976年生まれ。東京大学文学部東洋史学専修課程卒。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。龍谷大学アジア仏教文化研究センター博士研究員、中央研究院歴史語言研究所助研究員を経て、現在、京都大学人文科学研究所准教授。博士(文学)。
ISBN:9784831827388
出版社:法藏館
発売日:2026/09/15