今、伝えたい「いのちの言葉」

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「人間は亡くなったらおしまいではありません」と語る細谷氏――。天国に旅立っていった200人の子どもたちの姿や言葉を通して、今を一生懸命に生きることの大切さを子育て世代の親や若い世代に伝える一冊になっています。

細谷亮太
1948年、山形県生まれ。聖路加国際病院小児総合医療センター長、副院長。
小児がんを専門的に学んできた小児科医。
東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院小児科に勤務。のちにがんの先端的治療の研修のため、米国テキサス大学総合がん研究所M.D.アンダーソン病院の小児科医に赴任。帰国後に、聖路加国際病院小児科に復職。
小児科部長として小児がんの子どもたちの治療にたずさせると同時に、子どもたちとのキャンプ活動や執筆活動にも取り組む。俳人としても旺盛な活動を行う。
専門は、小児血液・腫瘍学、小児保健など。
著書に『きっと「大丈夫。」』(佼成出版社刊)などがある。

【目次】
はじめに
四歳で死ぬのも九十五歳で死ぬのも、そのいのちの輝きに変わりはない

第1章 自分のことを大切だと思えますか?
チーちゃんの思いやり
自分よりも弱い相手を思う
今までありがとう
かけがえのない自分
初めての告知
人間はどんな状況でもエンジョイできる
神様がくれたライセンス
真実を知りながらも堂々と生きる
人間は思考する優秀な生き物
天国へのトンネル
生きているだけで希望につながる
彩ちゃんのお母さんからの手紙

第2章 苦しんでいる人にどんな声をかけますか?
言葉がなくても気持ちは伝わる
がまんできない苦しみを神様は与えない
言葉が持つ重み
人間には相手の身になって考える力が備わっている
決意を持って病気と立ち向かう
真剣勝負の言葉は必ず伝わる
弱者の視点に立って
ほんとうの豊かさとは
すぐそばにいる神様
“医者の仕事は「同事」と「慈悲」

第3章 目に見えない大切なものに気づいていますか?
子どものときにはわからないこと
特別な人でなくていい
人の悲しみを感じなくなっている社会
医療の進化とボランティア
「足るを知る」ということ
突然切れるいのち
動物たちとの絆
雨の日には雨の中を
お遍路道を歩いて
もっと外に出よう!
先人の生き方に学ぶ
死を忘れない
縁によってつながっている

第4章 夢や希望はありますか?
人間の品格
日本人としての自信
学校とのつながり
高級な人間とは
お手本となるおとな
おとなの文化と子どもの文化
助け合うことを喜びに
少欲知足の精神
不平等だからとあきらめない
“おとなこそ夢と希望を
日々の中のささやかな幸せ

第5章 一生懸命に今を生きていますか?
今を感じながら明日につなげる
感謝する気持ちが大切
脳死と人の死について
一日一日を大事に暮らそう
麻意ちゃんのおかげで結びついた出来事
在宅看護と「家族力」
お米を研ぐ音
不幸は必ず幸福に姿を変える

おわりに
死ぬことを通じて、生きる意味を教えてくれた二百人の子どもたち
「風のかたち」――そしてこれから

ISBN:9784333024124
出版社:佼成出版社
発売日:2009/11/30