この道 一仏乗の世界をめざして
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この道 一仏乗の世界をめざして

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『法華経』は、すべての宗教が力を合わせて人類の平和を実現する教えである――。ただ一つの信念を胸に、世界の宗教指導者と交流を重ね、不可能とされた諸宗教の協力機構「世界宗教者平和会議」を実現させた、立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)。その後半生を不屈の平和行脚に捧げ、数多の人びとを訪ねて世界中を駆けめぐる日々を書き留めた、開祖の“自伝”第二幕。

庭野日敬
1906年、新潟県に生まれる。立正佼成会開祖。長年にわたり宗教協力を提唱し、新日本宗教団体連合会理事長、世界宗教者平和会議国際委員会会長などを務める。著書に『新釈法華三部経』(全10巻)『法華経の新しい解釈』『瀉瓶無遺』『人生、心がけ』『この道』など多数。1999年、入寂。

【目次】

はじめに

1 立正佼成会の第二の出発
真実顕現の年/試練/方便時代と神示/脇祖妙佼先生/葛藤と排斥/善き友、妙佼先生

2 行学二道
『法華経』に遇い得て/全国布教の行脚/美しく咲くために/道を知って道を行く

3 ブロック制新体制への大転換
初の海外視察/あるべきように/ブロック制への決断/新たな脱皮へ

4 大聖堂の建設にむけて
書写行に込めた思い/「願文」に願いを込めて/大聖堂建設の発端/みんなで建てた大聖堂/大聖堂に思うこと

5 日鑛を二代会長に指名
家族のこと/疎開/十三年間の別居生活/日鑛の悩み/体験説法を真剣勝負の心で聞く

6 宗教協力の足音
核兵器禁止を願う旅/東西両陣営の狭間で/私の疑問/思いがけない招待

7 第二バチカン公会議での感動
バチカンへの道/感動/決意した日/宗教対話の波/背中を押されるままに

8 世界宗教者平和会議の実現めざし
時の流れ/ガンジー翁の心を/胎動/よき友を得て

9 明るい社会づくりと普門の心
明るい社会をめざして/普門館の建設/機運/イスタンブール会議

10 世界会議にむけて
使い走りに徹して/動き始めた日本の宗教界/同志のぬくもり/ヨーロッパをかけまわる/パウロ六世教皇との再会

11 京都に集合した世界の宗教代表──第一回世界宗教者平和会議
心の弓矢を捨てるために/奇跡/平和にとりくむ宗教者/力づよい提言/熱い議論と笑顔の握手/歴史に残る「京都宣言」/会員とともに成功を喜ぶ/ベトナムの悲しみ/この身を燃やして/ミクロもマクロも

12 青梅練成と青年部
青年たちよ/若い力が感激の渦を/時代の風をうける青年への期待/苦海に溺れる/仏性の目ざめを/小さな縁が大事な縁

13 紆余曲折を経て
リメンバー・パールハーバー/つらい旅/神仏に遣わされて/必ず道はひらける

14 アジア宗教者平和会議
アジアの思い/マザー・テレサのこと/ボートピープルの救援

15 中国代表を迎えたプリンストン会議
中国代表の参加を願って/ホワイトハウス/テンプルトン賞/迷わずにこの道を行け

16 イランで突発した平和の危機
テヘランの米大使館員人質事件/一パーセントの可能性/見逃しの三振/イラン特使の来訪

17 天台山での誓い
天台山への参拝/遡源/中国で核問題を語る/仏教倫理の原点/二度目の国連演説

18 クレムリンで真実の話を
十九年ぶりのソ連訪問/「あなたは勇気のある人だ」/励まされ、教えられて/松下幸之助さんの思い出/庭野平和財団の創設/庭野平和賞の人たち

19 東洋の提唱・西洋の応答
国際自由宗教連盟に加盟/IARF第二十五代会長に/東洋への関心の高まり/第四回世界宗教者平和会議/アフリカへ毛布をおくる運動/昭和から平成へ/メルボルン会議

20 法燈継承と新たな歩み
相携えて大道を歩まん/日々これ法燈の継承/後事に憂いなし/妻・直子のこと

21 世界を一つにつなぐ法華経に導かれて
教皇を迎えて第六回世界会議/万感が胸に/法華経の三つの柱/本書と私の気持ち/すべてに導かれて/すべてのものは移ろいゆく

出版社:佼成出版社
発売日:1999/3/5