下町和尚の生き方放言 許せないを気にしない。
下町和尚の生き方放言 許せないを気にしない。
人を恨んで一生を終えるほど、私たちは不幸じゃないのだ!心穏やかに過ごすヒントを説き続けてきたベストセラー作家、名取芳彦師が日常に活かすことができる「六波羅蜜」の教えを提案! 彼岸に渡る六つの徳目、「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」を名取流に説きます。ささくれがちな心を穏やかにするヒントが、軽妙な語り口で記された一冊。「許せない」のは、こだわりがあるから。こだわりがあるのは、「こうすべき」という思い込みがあるから。思い込みがあるのは、正解がないと不安だから。何が起こるかわからないこの時代、確かな「正解」を求めてしまいがち。けれども、自分がその正解の規範から外れたとき、うまくいかなくなったとき、どうすればよいのでしょう。人情和尚が、目の前の「許せない」にとらわれず、心穏やかに過ごすためのヒントをユーモアたっぷりに示します。
「許せない」に隠された本心を知り、「こだわり」を手放す勇気をくれる、仏教エッセイ。
名取芳彦
元結不動密蔵院住職。1958年、東京江戸川区生まれ。大正大学を卒業後、英語教師を経て、元結不動密蔵院(江戸川区鹿骨)住職に。「参加するお寺」「身近に感じられる仏教」をモットーに、ご詠歌や写仏、コンサートや浪曲などを開催し、幅広い世代に仏教と親しむ機会を提供。真言宗豊山派布教研究所所長。真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。 豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。主な著書に『気にしない練習』『「やめる」ことからはじめる 小さな改善』(ともに三笠書房)、『ゆたかな孤独~ 「他人の目」に振り回されないコツ』(大和書房)、『空海 人生お遍路』(幻冬舎)など多数。
【目次】
第1章 本心を知らにゃ始まらん
第2章 とりあえず(簡単な)ルールを覚えとく
第3章 スルーできりゃ、たいしたもんよ
第4章 「仕方がない」からやってみる
第5章 たまにはカラッポになってみな
第6章 諦め(諦らかにす)るのも悪くない
ISBN:9784333028412
出版社:佼成出版社
発売日:2021/1/30