〈法華経〉の真実

〈法華経〉の真実

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本書は“二つの法華経”という枠組みに基づいて、12の視点から〈法華経〉(=大宇宙の真理)のメッセージを解き明かそうとするものです。その核心について著者は、〈法華経〉は分からないというところから〈法華経〉への信仰が始まるのであり、この信仰は私たちに人生をどう生きればよいかの示唆を与えてくれると言います。『〈法華経〉の世界』、『『法華経』日本語訳』に続く、著者による『法華経』三部作がここに完結します。


ひろさちや
1936年、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。
1965年から20年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教をはじめとする宗教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動を行っている。厖大かつ多様で難解な仏教の教えを、逆説やユーモアを駆使して表現される筆致や語り口は、年齢・性別を超えて好評を博している。
おもな著書に、『仏教の歴史(全10巻)』『釈迦』『仏陀』(以上、春秋社)、『観音経 奇蹟の経典』(大蔵出版)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『〈法華経〉の世界』、『『法華経』日本語訳』(以上、佼成出版社)など。

【目次】
まえがき
1 大乗仏教vs.小乗仏教
▼瞑想体験のもとで〈法華経〉を聴聞する/▼『法華経』の原典と漢訳/▼菩薩乗・声聞乗・縁覚乗/▼解釈を歪めた小乗経典/▼「四諦」の正しい解釈/▼小乗仏教徒がでっちあげた「十二因縁」/▼『法華経』の信奉者に対する迫害

2 釈迦の本心
▼仏の十号/▼「一大事の因縁」/▼「苦」の克服/▼授記を与える

3 菩薩とはどういう人か?
▼「化城宝処の譬喩」/▼仏は星のような目標/▼菩薩に授記は必要でない/▼みんな仏子である/▼「大道長安に透る」/▼仏に近づくのが方便

4 存在と現象
▼釈迦の爆弾発言/▼仏だけが仏の真意を理解できる/▼サンスクリット語原典にない「諸法実相」と「十如是」/▼「諸法」とは何か?/▼何が水の実相か?/▼性・体・力・作/▼「因縁」と「果報」/▼「本末究竟」/▼常不軽菩薩の礼拝行/▼「諸法が実相である」

5 釈迦という「存在
▼釈迦の死に対する疑問/▼見せかけとしての釈迦の死/▼久遠実成の仏/▼釈迦という存在をどう見るのが正しいか?/▼小乗仏教が見た現象としての釈迦/▼釈迦は消滅し、あとに「法」が残った/▼小乗仏教の教団に喧嘩を売る/▼肉体を捨てる/▼肉体がエネルギーに変わる/▼われわれに〈法華経〉が聴聞できるか?

6 父親としての釈迦
▼『法華経』は「仏性」を説かない/▼道元の「仏性理論」/▼仏性は種子にあらず/▼仏の家系/▼医師としての父親/▼仏が与える薬は「修行」ではない

7 「信じる」ということ
▼何を信じるのか?/▼「分からないこと」を信じる/▼仏の赤ん坊になる/▼「南無妙法蓮華経」

8 仏に心を向ける
▼〝信解〟といった訳語/▼アディムクティ/▼火宅からの脱出/▼菩薩になろう/▼世間を馬鹿にする/▼赤ん坊になる/▼「少病・少悩」/▼仏教者の生き方を『法華経』に学ぶ/▼「仏の声」が聞こえる

9 竜女の成仏
▼舎利弗の反撥/▼変成男子/▼竜女を菩薩に変えた理由/▼女性差別は小乗仏教の思想/▼『維摩経』に登場する天女と舎利弗/▼『法華経』を正しく読もう

10 悪人の成仏
▼「提婆達多品」について/▼提婆達多の虚像と実像/▼声聞と縁覚の違い/▼提婆達多に師事した釈迦/▼善人が先か、悪人が先か/▼「世間の論理」で考えるな!

11 願生の菩薩
▼釈迦仏と阿弥陀仏は兄弟/▼観世音菩薩は極楽世界の菩薩/▼観世音菩薩と観自在菩薩は同一人物/▼観世音菩薩の救済力/▼「娑婆世界に遊ぶ」/▼観世音菩薩の変化身/▼みんなが観世音菩薩/▼苦しむために娑婆に来た/▼地涌の菩薩/▼〈法華経〉の広宣流布

12 仏に向かって歩む
▼現代人への授記/▼修行は不要/▼宝華が足を承く

ISBN:9784333027361
出版社:佼成出版社
発売日:2016/5/30