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ちえうみ

〈法華経〉の世界

〈法華経〉の世界

通常価格 ¥2,200 JPY
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本書は、伝統的な解釈や註釈書などに囚われず、鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』そのものと向き合って丁寧かつ自由に読み解いた、『法華経』の解説書です。

著者は、『法華経』を自由に読むことで、『法華経』が「あらゆる仏教は〈法華経〉(=大宇宙の真理)である」と謳っているということに気づけるといいます。
この『法華経』と〈法華経〉という「二つの法華経」は、それぞれ何を意味するのか。その解明を皮切りに、『法華経』全28品を綿密な考察と機知に富んだ筆致で説き尽くします。

ひろさちや
1936年、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から20年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教をはじめとする宗教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動を行っている。厖大かつ多様で難解な仏教の教えを、逆説やユーモアを駆使して表現される筆致や語り口は、年齢・性別を超えて好評を博している。
おもな著書に、『仏教の歴史(全10巻)』『釈迦』『仏陀』(以上、春秋社)、『観音経 奇蹟の経典』(大蔵出版)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、 『わたしの「南無妙法蓮華経」』『わたしの「南無阿弥陀仏」』『ひろさちやの「日めくり説法」』(以上、佼成出版社)などがある。

【目次】
Ⅰ 〈法華経〉とは何か?
▼『法華経』は仏教の「憲法」
▼羅什の名訳『妙法蓮華経』
▼「正」の意味
▼羅什の「妙法」は名訳
▼「青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光」
▼「おのおの花の手柄かな」
▼プンダリーカ(白蓮華)の意味
▼火宅からの脱出
▼日月燈明仏が説かれた〈法華経〉
▼文殊菩薩と常不軽菩薩
▼〈法華経〉は言語化できない
▼宇宙仏が〈法華経〉を説く
▼釈迦は最初から久遠実成の仏
▼釈迦仏の教えはすべて〈法華経〉

Ⅱ 「釈迦」とは何か?
▼釈迦は普通の人間か?
▼小乗仏教は宗教にあらず
▼声聞・辟支仏には仏の智慧は理解できない
▼声聞・辟支仏とは誰か?
▼小乗仏教は劣った教え
▼仏塔崇拝
▼大乗仏教は釈迦をどう見るか?
▼宇宙の真理を説く『法華経』

Ⅲ 『法華経』の世界
1 幕開けの章 (序品第一)
▼「如是我聞」で始まる
▼すべての人を仏にしたいという願い
▼白毫相より放たれる光
▼日月燈明如来の説法
▼文殊菩薩と弥勒菩薩の過去の因縁
2 仏に向かっての歩み (方便品第二)
▼小乗仏教に喧嘩を売る
▼「説くのはやめよう」
▼諸法の実相は仏だけが知る
▼舎利弗の懇願と釈迦の拒絶
▼五千人の退出
▼一大事の因縁
▼すべての人が菩薩である
▼方便とは何か?
3 三界は火宅なり (譬喩品第三)
▼舎利弗への授記
▼三界火宅の譬喩
▼羊車・鹿車・牛車を与える
▼釈迦は「世間の父」
▼声聞・縁覚・菩薩とは?
▼三車家か? 四車家か?
▼「信」によって『法華経』に入る
4 大乗に心を向ける (信解品第四)
▼アディムクティ
▼長者窮子の譬喩
▼父親がわが子に財産を譲る
▼真の声聞なり
5 草いろいろ (薬草喩品第五)
▼すべての人を一切智の境地に導く
▼「三草二木」の喩え
▼薬草とは何か?
▼一音の教え
6 未来に対する保証 (授記品第六)
▼摩訶迦葉に授記を与える
▼大王の食膳
▼須菩提と大迦旃延への授記
▼目連への授記
7 過去世の因縁 (化城喩品第七)
▼『法華経』の成立史
▼大通智勝仏の修行
▼十六王子と梵天たち
▼大通智勝仏が〈法華経〉を説く
▼釈迦は大通智勝仏の弟子
▼「化城宝処」の喩え
▼大乗仏教徒のこの章の読み方
8 五百人への授記 (五百弟子受記品第八)
▼「説法第一」の富楼那
▼富楼那に対する授記
▼五百人への授記
▼衣裏繫珠の喩え
9 まだ未熟でも (授学無学人記品第九)
▼阿難に対する授記
▼「多聞」の故に
▼羅睺羅に対する授記
10 〈法華経〉を説く心構え (法師品第十)
▼〈法華経〉を喜ぶ者への授記
▼お釈迦様の肩車
▼難信難解の経典
▼高原に井戸を掘る
▼如来の室・衣・座
11 多宝塔の出現 (見宝塔品第十一)
▼宝塔の出現
▼釈迦仏の分身が集まる
▼娑婆世界を清浄にする
▼二仏並坐
▼『法華経』を信奉することのむずかしさ
12 あらゆる人の成仏 (提婆達多品第十二)
▼提婆達多大悪人説の噓
▼提婆達多は釈迦の恩人
▼文殊菩薩の登場
▼竜女が仏となる
▼男性/女性にこだわるな!
13 〈法華経〉を説き弘める (勧持品第十三)
▼叔母とかつての妻への授記
▼釈迦の入滅後に〈法華経〉を弘める決意
▼釈迦入滅後の菩薩の使命
14 安楽な生き方 (安楽行品第十四)
▼四つの安楽行
▼身の振舞い方と近づかないほうがよい人
▼他人に干渉しない
▼〈法華経〉こそ最高の教え
15 大地から出現した菩薩たち (従地涌出品第十五)
▼虚空から出現した無数の菩薩
▼なぜ菩薩たちが出現したのか?
▼出現した菩薩たちは釈迦の弟子
▼二十五歳の青年が父で、百歳の老人がその息子
▼現象は実相ではない
16 仏の寿命 (如来寿量品第十六)
▼如来の秘密の力・神通の力
▼方便としての入滅
▼医師である父と毒を飲んだ子どもたち
▼「自我偈」
17 功徳の大きさ (分別功徳品第十七)
▼聞法者の功徳
▼釈迦の教えは永遠の真理
▼「如来寿量品」を信ずる功徳
18 信仰の喜び (随喜功徳品第十八)
▼随喜することの功徳
▼〈法華経〉を説き弘める
19 〈法華経〉を学ぶ功徳 (法師功徳品第十九)
▼眼根が清浄になる功徳
▼『法華経』を学ぶ者に得られる功徳
20 すべての人を拝む (常不軽菩薩品第二十)
▼軽んじないが故に軽んぜられる
▼像法の時代に登場した菩薩
▼常不軽菩薩の礼拝行
▼威音王仏が説く〈法華経〉
▼礼拝行とは何か?
21 如来の超能力 (如来神力品第二十一)
▼『法華経』の話の展開
▼さまざまな超能力が示される
▼如来の神力でもっても説けない功徳
22 菩薩たちへの委嘱 (嘱累品第二十二)
▼釈迦世尊からの委嘱
▼釈迦世尊の教えはすべて〈法華経〉
▼『法華経』の一つの区切り
23 薬王菩薩の事例 (薬王菩薩本事品第二十三)
▼娑婆世界に遊ぶ薬王菩薩
▼焼身供養
▼一切衆生喜見菩薩とは誰か?
▼『法華経』は経典の王
▼『法華経』の功徳
▼女性の救い
24 妙音菩薩の章 (妙音菩薩品第二十四)
▼妙音菩薩が娑婆世界に往詣する
▼妙音菩薩の種々の身
▼妙音菩薩の変化身
25 観世音菩薩の章 (観世音菩薩普門品第二十五)
▼観世音菩薩は観自在菩薩
▼奇蹟とは何か?
▼水難・風難・刀杖の難・鬼難
▼枷鎖の難・怨賊の難
▼男児と女児の産み分け
▼観世音菩薩の三十三身
▼観世音菩薩に対する供養
▼「五観」と「五音」
26 霊力のある言葉 (陀羅尼品第二十六)
▼陀羅尼とは何か?
▼提婆達多は悪人にあらず
27 妙荘厳王の章 (妙荘厳王本事品第二十七)
▼息子の導きで出家した王
▼仏教者の家庭
28 普賢菩薩の章 (普賢菩薩勧発品第二十八)
▼普賢菩薩の登場
▼普賢菩薩の守護
▼釈迦世尊からのメッセージ
あとがき

ISBN:9784333026531
出版社:佼成出版社
発売日:2014/4/30

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