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ちえうみ

『無門関』全48則 〈あたりまえ〉に出会う禅問答

『無門関』全48則 〈あたりまえ〉に出会う禅問答

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わたしたちの人生には様々な苦難が、あたかも二重三重の関所のように待ち構えている。にもかかわらず、「人生に関所はなく、道は縦横に通じている」と、中国宋代に編纂された公案(禅の問題)集『無門関』はいう。生後一歳で脊髄性小児麻痺を患った著者が、自らの禅道場(黄檗宗)での修行体験と徹底した思索に基づいて『無門関』全48則の公案を読み解く。


野村春眠
1953年2月5日京都市生まれ。1976年同志社大学文学部文化学科(哲学及び倫理学)卒業。司法書士片山事務所に4年間勤務。1980年黄檗宗にて出家得度。1989年黄檗宗和尚。2004年還俗。主著に『法華七喩おもしろ噺』『人生行路の護符「般若心経」』(ともに佼成出版社)、『生きる力もらった』(幻冬舎)、『サラリーマン出家騒動記』(講談社)、共著に『マンガ般若心経入門』(講談社)がある。

【目次】
まえがき
【序】門のない関所―無門関
【第一則】犬の仏心―趙州狗子
【第二則】狐に生まれ変わった老人―百丈野狐
【第三則】指を切られた小坊主―俱胝竪指
【第四則】達磨に髭がない―胡子無鬚
【第五則】木に登った人―香厳上樹
【第六則】にっこり笑った迦葉―世尊拈花
【第七則】お椀を洗っておけ―趙州洗鉢
【第八則】車輪を外した奚仲―奚仲造車
【第九則】悟らない仏―大通智勝
【第十則】酒飲みの清税―清税孤貧
【第十一則】趙州と庵主―州勘庵主
【第十二則】瑞巌和尚の主人公―巌喚主人
【第十三則】食堂に来た徳山―徳山托鉢
【第十四則】猫を殺した南泉―南泉斬猫
【第十五則】棒で叩かれた洞山―洞山三頓
【第十六則】鐘と袈裟―鐘声七条
【第十七則】侍者を呼んだ慧忠―国師三喚
【第十八則】麻三斤の仏―洞山三斤
【第十九則】日常の心―平常是道
【第二十則】大人物の心掛け―大力量人
【第二十一則】雲門の大便―雲門屎
【第二十二則】門前の幡―迦葉刹竿
【第二十三則】善悪を超えたとき―不思善悪
【第二十四則】江南の春―離却語言
【第二十五則】言葉で表せない世界―三座説法
【第二十六則】簾を巻いた修行僧―二僧巻簾
【第二十七則】説かなかったこととは―不是心仏
【第二十八則】提灯の火―久嚮竜
【第二十九則】幡か風か―非風非幡
【第三十則】心が仏―即心即仏
【第三十一則】五台山の道―趙州勘婆
【第三十二則】言葉と沈黙―外道問仏
【第三十三則】無碍自在の心―非心非仏
【第三十四則】仏道の極意―智不是道
【第三十五則】幽霊になった美人―倩女離魂
【第三十六則】大人物に会ったとき―路逢達道
【第三十七則】柏の木―庭前柏樹
【第三十八則】窓の外の牛の尻尾―牛過窓櫺
【第三十九則】喋り過ぎた僧―雲門話堕
【第四十則】瓶を蹴り飛ばした山― 倒浄瓶
【第四十一則】達磨と慧可―達磨安心
【第四十二則】文殊と女―女子出定
【第四十三則】竹篦問答―首山竹篦
【第四十四則】芭蕉の杖―芭蕉杖
【第四十五則】釈迦より上の人―他是阿誰
【第四十六則】百尺の竿―竿頭進歩
【第四十七則】死を免れる方法―兜率三関
【第四十八則】一の字を書いた乾峰―乾峰一路
あとがき
参考文献

ISBN:9784333028689
出版社:佼成出版社
発売日:2022/8/30

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