出社前に読むブッダのことば
出社前に読むブッダのことば
今の自分を超えるためのヒントがここに…活き活きとした一日を送る全六章。
ブッダが説いた「心の智慧」を、多彩なエピソードとともに分かりやすく紹介したハンディサイズの実践的人生書。日々の生活とビジネスシーンを、活き活きと心豊かに過ごすヒントが満載。慌しい朝のほんのひととき、ブッダの言葉に耳を傾けることで、いきいきとした一日を送ろう!
奈良康明・監修/新サラリーマン生活研究会・編
奈良康明(なら・やすあき)
駒澤大学名誉教授。曹洞宗総合研究センター所長。1929年千葉県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒。東京大学大学院、カルカッタ大学大学院修了。文学博士。著書に『ブッダ 知れば知るほど』(実業之文化社)『道元の世界』(日本放送出版)『道元の二十一世紀』(東京書籍)『まん中が中道か』(佼成出版社)などがある。
新サラリーマン生活研究会
「新サラリーマン生活研究会」は、混迷の時代に翻弄されながらも自己実現を目的に、仏教真理に基づいた生き方を考えるサラリーマンたちの集まりです。
【目次】
前書き
プロローグ
第一章 貪っても何も得られない
なぜ心落ちつかず、不眠症になってしまうのか
「負けてたまるか」とがんばる人の山里
朝はもっと寝ていたいのに、会社に行ってしまうわけ
なぜ人は、他人を蹴倒してでも座席を取りたいのか
電車に飛び乗らなければ気がすまない人
通勤時間の短い同僚がうらやましい
「もっと認められたい」のが人情
なぜ人に負けたくないのか
もっと給料が欲しい」
目を血走らせ、新聞を読む人たち
第二章 あなたの怒りにはだれも耳を傾けない
朝から文句ばかり言ってくる妻への対処法
新聞を読むのに、じゃまな乗客に腹が立つ
ヘッドホンステレオから漏れてくる〝シャカ〟の教え
電車の中で足を踏まれれば怨みたくなります
つい「キツーイ」ことばを吐いてしまう人
文句を言われやすい人
むらむらとわき起こる感清を抑えられない人の落とし穴
自分に打ち勝てない人間の弱さ
第三章 嘆くに値する人生ですか?
いつも課内で浮いてしまう人
「オレは会社に必要のない人間だ!」
会議や打ち合わせ、商談で意見が言えない人
リストラされそうな人、された人
人を上手に乗せられない人
上司に叱られる、上司も叱られる
第四章 あなたに残されたのは謙虚さだけ
妻に頭が上がらない
隣で寝ている人の頭がもたれかかってくるとき
ぐいぐい押す人、割り込む人
なぜ人を批判してしまうのか
みんな「まじめ」なんだ
人の出世や待遇がうらやましい
第五章 バカ正直に生きるしか道はない
休みたい、けど休めない
仕事がつまらなくて意欲が出ない
いつも「有言実行」でいたい
将来が見えない不安
「オレはいつも損ばかり……」
不況で小遣いを減らされたら
後輩を育てるコツ
第六章 才覚することなく生きてみよう
いやなことは続かない
今の不景気を歯がゆく思わない方法
説教の好きな人
変化についていけない自分
「正義の味方」は嫌われる
いつまでたってもヒラ社員
ほんとうの自信、過剰な自信
エピローグ
ISBN:9784333019441
出版社:佼成出版社
発売日:2002/2/28