会社でキレる前に読むブッダのことば
会社でキレる前に読むブッダのことば
職場でのストレスから解放され、前向きに仕事に取り組むための「心のコツ」とは何か?
ブッダの教えを多彩なエピソードとともにひもときながらアドバイスする、ハンディタイプの実践的仏教書。
秋庭道博
コラムニスト、作家。一九三五年生まれ。長野県出身。一九五九年、早稲田大学卒業。中央公論社に勤務の後、独立。執筆、放送、講演活動にあたる他、日本エディタースクールで文章講座の講師を務める。
著書に『戦国武将55の名言』(学習研究社)『ついで学のすすめ』(経済界)『言葉の〝頭の体操〟』(三笠書房)『金銭金言』(バジリコ)『サムライたちの遺した言葉』(PHP研究所) など多数。
【目次】
前書き
プロローグ
第一章 部下が上司にキレるとき
手柄は自分、失敗は部下という上司
上下関係の笠
我慢が大事
まかせた仕事に口出しする上司
上司を選べない宿命
会社という枠にとらわれない
噂や風評で文句を言われたとき
心を曇らせる先入観
善行は安心をつくる
部下を守ってくれない上司
壊れた関係
心のもやもやを克服する力
学歴出身校をバカにされたとき
いやみと反発
エリート顔の俗物
有給休暇を認めない上司
二人では解決できない
不徳の報い
島流しの辞令を受け収ったとき
どうしようもない転勤
逆境に克つ
すぐ、前言をひるがえす上司
二つのタイプ
振り回されないコツ
仕事を頼むときだけニコニコする上司
危ない笑顔
己を忘れて他を利する
ゴマすり上司
嫌われるゴマすり
あなたもゴマすり一派
お説教が好きな上司
いいかげんにして!
お説教は学びのチャンス
「月給泥棒」 と言われたとき
一方的な罵倒
体験をバネに決心
自分の矛盾に気づかない上司
思わぬ反撃
人生は修行
自分が無視されたとき
相性の悪い相手
貪らないで生きる
目標にできる上司がいない
増幅されるマイナス点
長所の活用
第二章 上司が部下にキレるとき
やる気のない部下
時代の産物
自発性の刺激
ホウレンソウをしない部下
そんな部下にかぎって
部下へのホウレンソウ
筋道を立てて話せない部下
間接コミュニケーション世代
香りある人
同じミスばかりする部下
上司という役割
耐える修行
急な休みばかり取る部下
利他が自分を救う
ホンネが大事
指示待ち部下
上司の悟り
ものは考えよう
手順が悪い部下
リードは上司の役割
手順上手のル—ル
一言多い部下
「はい、はい」 の意味
上司の度量
代案がなくて反対する部下
どんなときもベターが肝心
妙手はベターのつみ重ね
注意すると落ち込む部下
無明の一つ
注意の心得
臨機応変でない部下
自分を観察する目
指導は根気
上司に非協力的な部下
一つ心の難しさ
決然たる態度
知ったかぶりをする部下
ことばの工夫
ユーモアと信頼
生活が乱れている部下
煩悩のコントロール
気長な解決
先へ先へと、上司をせかせる部下
焦らない人生
仕事という幸福
マイペースの部下
転職時代の価値観
慈悲の心
第三章 同僚仲間にキレるとき
整理整頓ができない同僚
募るイライラ
安心立命の境地
おせっかいな同僚
真実のことばとは
ほどほどな付きあい
貸したものを返さない同僚
計画的な貸借
「いいかげんなヤツ」 と思われないために
分担した仕事をしない同僚
切れた鎖
どこにもいる問題児
裏と表がありすぎる同僚
〝人間的〟嘘
わたしとあなた
ため息や 「やめたい」 が口癖の同僚
「やめたい」 病の甘え
与えられた条件
ライバル意識の強い同僚
無意味な 「ライバル物語」
一喜一憂なき人生
手柄を横取りする同僚
成果主義の人間模様
正道を歩く人生
素直でない同僚
丸い心
心を育てる
噂を振りまき、私生活に干渉する同僚
いいかげんな話
「噂の人」 は 「時の人」
同僚から意地悪をされたとき
二つの理由
一つの試練
すぐご注進に及ぶ同僚
自分の手駒
目標に向かって歩め
上昇志向が強すぎる同僚
権限好き
えらい人の憐み
部下の面倒を見ない同僚
規則と摩擦
教え上手で自分も開眼
自分勝手な話をしかけてくる同僚
話題はTPOが大事
反面教師の人たち
人間的に信頼できない同僚
親しい関係へのステップ
大きな期待を持たない知恵
エピローグ
ISBN:9784333021505
出版社:佼成出版社
発売日:2005/7/30