少欲知足のすすめ 自分らしく生きるためのキーワード

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モタ先生快辛の提言エッセイ。欲、欲、欲の世の中で、人さま同様、欲に流されちゃぁ~つまらない。そこでひと言。ヒト、モノ、カネとどうつき合うか―。

斎藤茂太
1916年東京生まれ。医学博士。明治大学文学部、昭和医科大学医学部卒。慶應義塾大学医学部にて精神医学専攻。精神神経科斎藤病院名誉院長のほか、アルコール健康医学協会会長などの要職にあり、また文筆家として、日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ理事をつとめる。著書に『少欲知足のすすめ』『信頼関係のすすめ』(佼成出版社)、『五十歳から愉しく生きる「悟り方」』(講談社)、『回想の父茂吉 母輝子』(中央公論社)など多数。

【目次】
まえがき

Ⅰ 人間関係に生かす少欲知足
親の子に対する愛情に制限などない、というのは間違っている
要求は控え目に、やきもちはコンガリと
仲の悪い嫁姑は、「山アラシ・コンプレックス」に学ぶべし
年寄りは、ことのほか自由を求めているのだ
子どもの将来に悔いを残さないための「きょうだいウォッチング」
職場での自己顕示欲は、仕事もさせるが人間関係も壊す両刃の剣
自分を理解してほしいと思うだけでは友人はできない

Ⅱ モノ、カネにまけない少欲知足
お金にまけている、かなしい「日本人の貧乏性」
欲望をたずさえ、横を見て、並んで、走る、日本人
躁鬱時代がかなでる、拝金拝物狂奏曲
お金さえあれば何をしてもいい、ということはないのだ
足ることを知った毎日の生活が、ほんとうの豊かさにつながる

Ⅲ ヘルスコントロールをたすける少欲知足
働き盛りの健康に必須の少欲知足
百薬の長も、飲み方によっては百害のもと
完全な睡眠を期待するよりも、不眠を楽しむ境地になれないか
神経質はいいが、神経過敏になると少し厄介だ
潔癖も、自他に迷惑をかけるところまでくると、そこからが病気だ
治りやすいが、死に至る病でもある鬱病
家族の協力による早期発見が鍵になる分裂病
書くことによって、自らの心をコントロールする

Ⅳ 自己を鍛える少欲知足
勇気と努力と忍耐によって、性格は変えられる
神経質であることをよろこぶほうがいい
劣等感に悩むまえに、高すぎる要求水準を反省してみよう
剝き出しの欲望としての自己顕示欲は損

Ⅴ 少欲知足は、自分らしく生きるためのキーワード
欲望は、なくすのでなく、抑制することが大切だ
「気ままに」ではなく、「あるがままに」生きようではないか

ISBN:9784333013814
出版社:佼成出版社
発売日:1989/1/19