悟りから祈りへ

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本書は、カトリックのシスターであり日本文学研究者でもある鈴木秀子さんと、礼拝行(五体投地)を実践すると共に「坐禅断食」を提唱・指導する禅僧野口法蔵さんによる共著本です。本書のテーマは、宗教・宗派の違いを超えた〈祈り〉のありようを明らかにしようとするものです。宗教遍歴の後、厳しい修行(礼拝行)を実践していた野口さんは、鈴木さんとの出会いにより、「修行とは他者の幸せを願うこと=祈ること」と気づいたと言われます。「他者の幸せを願う」という意味での「祈り」について、鈴木さんと野口さんの論述から浮き彫りにします。対談本でなく、各節を分担執筆しているため、お二人それぞれの論旨をゆっくり追いながら読むことができる一冊です。

鈴木秀子
1932年、静岡県生まれ。聖心会(カトリック)シスター、日本近代文学研究者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。フランスおよびイタリアに留学し、ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭を執る。聖心女子大学教授を経て現在、聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員、聖心会会員、国際コミュニオン学会名誉会長を務める。長年、死期が近づいた方の看取りに携わり、本人や家族の相談に乗っている。著作は多く、おもな近著に『死にゆく人にあなたができること』(あさ出版)、『あきらめよう、あきらめよう』(アスコム)、『人はいつか死ぬのだから』(PHP研究所)、『こども聖書』(すばる舎)、『逆風のときこそ高く飛べる』(青春出版社)などがある。

野口法蔵
1959年、石川県生まれ。禅僧、「坐禅断食」指導者。千代田工科芸術学院写真科卒業。新聞社勤務を経て北インド・ラダックのチベット仏教僧院リゾン寺にて出家し、3年間修行生活を送る。その後、スリランカでのヴィパーサナ(ヴィパッサナー)修行、インド国立タゴール大学での修学などを経て帰国、臨済宗妙心寺派の平野宗浄老師に就いて得度する。1日数時間にもおよぶ五体投地(礼拝行)と、断食に坐禅を取り入れた坐禅断食会の主宰・指導はともに30年を超える。おもな著作に『オンマニベメフン』『直感力を養う坐禅断食(新装版)』『坐禅断食のススメ』『これでいいのだ』(以上七つ森書館)、『坐禅断食(第3版)』(よろず医療会ラダック基金)などがある。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに────野口法蔵
第1章 生きること、死ぬこと、祈ること
第2章 祈りとは何か
第3章 キリスト者の祈りと、僧侶の祈り
第4章 死に臨んでできること
第5章 自分との対話
第6章 自分を超える存在
第7章 これでいいのだ
附 章 坐禅と断食
おわりに────鈴木秀子

ISBN:9784333028474
出版社:佼成出版社
発売日:2021/04/30