仏教の国家観 仏教文化選書
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著者の研究分野である『金光明経』の観点から仏教教団と国家の関係に迫りつつ、国家観や国王観、個と自由の探究に至るまで広範にわたって解説。仏教が国家と密接な関係を構築し、また時には距離を置きつつ共存してきた歴史を考察し、国家と宗教の在り方を見つめていく。
金岡秀友
1927年-2009年。埼玉県に生まれる。東京外事専門学校(現東京外国語大学)蒙古科および東京大学文学部印度哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程単位取得満期退学。文学博士(東洋大学)。専門はインド哲学、仏教学、密教学。大倉山文化学院研究員、東洋大学文学部教授などを経て東洋大学名誉教授。妙楽寺(東京都八王子市)住職などを歴任したほか、1967年に日本印度学仏教学会賞を受賞する。著書や論文が多数ある。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
新版の序
はしがき
ⅰ 国家観のいろいろ
ⅱ 理想的な国家と教団の関係
ⅲ 国王をいかに見るか
ⅳ 中国人と国家
ⅴ 日本人と国家
ⅵ 個と自由の探求
ISBN:9784333013968
出版社:佼成出版社
発売日:1989/7/10