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ちえうみ

左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり

左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり

通常価格 1,650 円(税込)
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種類

左手だけの演奏で奇跡の再起を果たしたピアニスト・舘野泉。 その1000日間の心の葛藤と、絶望の淵からつかんだ〝新たな音楽〟と人間讃歌を謳いあげたもの。 音楽ファンだけではなくハンディを抱える人、生き方に迷った人たちに生きる勇気と希望を与える一冊。


舘野泉
ピアニスト。 1936年東京生まれ。 1960年東京藝術大学ピアノ科卒業。 1964年より、フィンランド在住。繊細な詩情と雄大なスケールを併せ持つ演奏は、高い評価を受けていたが、2002年、演奏会のステージ上で脳溢血で倒れ、右半身マヒとなる。 2年余の闘病生活を経て、2004年より、左手だけの本格的な演奏活動を開始した。  著書に『リレートーク 言葉の力 人間の力』(佼成出版社)などがある。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに

プロローグ 新たな音楽のはじまり
 湖の氷が割れて世界が開けた
 ある日、突然やってきた終わりとはじまり

第1章 心のままに音楽と歩んだ軌跡
 芸術に心の潤いを求めた時代
 ピアノ・レッスンのはじまり
 フィンランドとの出合いは一冊の本
 掌に雪の結晶を見た日・はじめてのフィンランドの冬

第2章 音楽の光と影を自由に生きて
 自分ではなく周りが変わった
 母の眼鏡と父の海外渡航
 作曲家と演奏者の縁と絆のこと
 『風の又三郎』を読んだ日々から
 妻マリアとの出会いは音楽祭

第3章 未来に向かう希望の流れ
 左手の文庫(募金)への思いを胸に
 ピアニストは手職人である
 二つの音楽協会とのかかわり

第4章 僕を支えてくれる多くの人たち
 日本の四季とフィンランドの湖畔
 コンサートで弾かなかった曲
 岸田今日子さんとの出会い
 日本の作曲家たちへの思い

第5章 僕らを取り巻く世界について
 フィンランドの家族、文化、そして風土
 僕は旧石器時代の人間かも?
 レコーディングの思い出から
 趣味は写真・高橋カメラマンのこと
 音楽教育と演奏活動の間で
 タペストリーの「隠し色」とは?
 この夏、二つの音楽祭に参加して
 十五年目のファミリーコンサート
 過去から現在、そして未来へ流れる音楽

ディスコグラフィー

ISBN:9784333023202
出版社:佼成出版社
発売日:2008/3/30

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