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ちえうみ

悲しみを支える言葉 古事記から芭蕉まで

悲しみを支える言葉 古事記から芭蕉まで

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古事記、万葉集、源氏物語…。古典は、現代が忘れ去った死生観を呼び起こす。様々な古典を通して、人間の出会いと別れ、喜びと悲しみを丹念に読み解き、そこに息づく生きる希望と勇気を探る心の書。

田畑邦治(たばた・くにはる)
1947年、北海道函館市に生まれる。
上智大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。上智大学中世思想研究所職員、聖母女子短期大学助教授、同大学教授を経て、現在、白百合女子大学教授。NPO法人「生と死を考える会」理事長。
著書に『出会いの看護論――人間の尊厳と他者の発見』『新訂ケアの時代を生きる――かかわりと自己実現』、共編著に『哲学――看護と人間に向かう哲学』、共著に『生と死の意味を求めて』『魂にふれるケア』などがある。
(※略歴は刊行時のものです)



【目次】

露の命を生きる幸いーまえがきに代えて
◆第一章◆神々と英雄の悲しみー古事記
 涙から生まれた神
 悲しみを知る英雄・ヤマトタケル
 魂の行方を見るまなざし
◆第二章◆愛と悲しみの国民詩集ー万葉集
 歌うことは愛すること
 隠れゆく者への挽歌
 哀慟みの歌ー柿本人麻呂
 残された者への悲しみー大伴旅人
◆第三章◆露の命の悲しみー源氏物語
 露に命の響き合い
 悲しみの果ての輝き
 桐壺更衣の悲願と沈黙
◆第四章◆悲劇の中の生と死ー平家物語
 罪と救済ー平重衡の悲しみと法然の教え
 逆縁から順縁へー重衡の死
 見るべき程の事は見つー知盛のまなざし
◆第五章◆散る花の美学ー西行法師
 恋と歌と仏の道
 願はくは花のしたにて
◆第六章◆悲しみを支える高僧の言葉
 煩悩具足という悲しみにー法然から親鸞へ
 智慧と慈悲ー親鸞における阿弥陀仏
 はなてばてにみてり―道元禅師の精神
 誓願を生きるー法華経の行者・日蓮聖人の精神
◆第七章◆兼好法師『徒然草』のまなざし
 存命の喜び
 死に臨む人間と存在の不思議
◆第八章◆松尾芭蕉の泪と喜び
 『おくのほそ道』ー離別と出会い
 無能無才に吹いた風
あとがき

ISBN:  9784333021307
出版社:佼成出版社
発売日:2005/2/28

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