ダンマパダ法話全集 第七巻:第十九 法行者の章 第二十 道の章
ダンマパダ法話全集 第七巻:第十九 法行者の章 第二十 道の章
法を知ることよりも大事なのは、法を持つこと。
自分にぴったり当てはまる「マイ経典」を見つけられたら、
それは最高に優れた宝物です。
短い偈一つで道を語り尽くした
お釈迦様のアドバイスに従って
安穏の境地へ!
全二十六章・423偈の『ダンマパダ(法句経)』を、全十巻シリーズで完全網羅。
スマナサーラ長老の『ダンマパダ法話全集』、最終章から遡って配本!
第七巻には「第十九 法行者の章」の17偈、「第二十 道の章」の17偈が収録されています。ダンマパダ全423偈の中の「第256偈~第289偈」にあたります。
一つ一つの偈ごとに完結した法話になっていますので、どの巻からでも、どの偈からでも読める法話集としてお読みいただけます。
アルボムッレ・スマナサーラ長老の
深く広やかな角度からの御法話を通して、
一人でも多くの方が
生身の釈尊に出会うことを願ってやまない。
─序文 青山俊董(尼僧、大本山總持寺西堂、愛知専門尼僧堂堂長)
【本書の内容】
序文 青山 俊董
第十九 法行者の章
256・257 思考さえも自由にならない
人間皆バイアスを持っている
258 口から漏れる放射能
言葉は注意して使用する道具に過ぎない
259 真言の力は比類なし
法を知るとは、知識から体験へ進むこと
260・261 「虚ろな老いぼれ」と「年長者」
無為に年を重ねるよりも徳を重ねること
262・263 人の価値を決めるリトマス試験紙
売り込み能力に惑わされないように
264・265 形の出家と心の出家
道は世間に合わせることではありません
266・267 托鉢は乞食行ではありません
真理に達することで比丘になる
268・269 沈黙行とは黙ることではない
仏道とは聖なる沈黙行なのです
270 人は名前に勝るべき
仏道は品格に優れた生き方
271、272 達成感を味わう過程
理性ある人は少々の達成感では足を止めない
第二十 道の章
273 ブッダは宗教の革命者
すべてを知りたい人は仏教を知る
274~276 正しく生きる道は一つしかない
微笑みが絶えない八正道
277 無常とは最高の福音
無常に逆らうことが悩み苦しみの原因です
278 生命の創造者は苦である
苦を知る人こそ苦を乗り越えられる
279 魂は巨大妄想の産物である
仏教の無我は因縁論です
280 悟れないのはなぜ?
心に「怠け」という病がある
281 安らぎへの道は険しくない
誤解は解脱を妨げる
282 空虚な知識人
人の中身とは解脱の智慧である
283・284 樹を残し森を伐る方法
組合をつくるから煩悩は怖い
285 実践法の向きと不向き
瞑想指導は簡単なものではない
286 計画的に生きる
理性があれば捨てられる計画を立てる
287 安心という幻想
命は不安で成り立っている
288・289 安全第一
保障がないと人生は心配
アルボムッレ・スマナサーラ
ISBN:978-4910770796
出版社:サンガ新社
発売日:20240617