釈尊のご生涯をたずねて 「仏さま」の実像とその教え
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釈尊のご生涯をたずねて 「仏さま」の実像とその教え

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ロボット工学の第一人者・森政弘氏が『華厳経』の善財童子の旅に倣い、仏教学者たちを訪ね歩いて取材を重ね、釈尊の実像を解明する。

森政弘
1927年(昭和2年)、三重県に生まれる。名古屋大学工学部電気学科卒業。工学博士。東京大学教授、東京工業大学教授を経て現在、東京工業大学名誉教授、日本ロボット学会名誉会長、中央学術研究所講師等を務める。ロボットコンテスト(ロボコン)の創始者であるとともに、「不気味の谷」現象の発見者であり、約50年にわたって仏教および禅の勉強を続け、仏教関連の著作も多い。紫綬褒章および勲三等旭日中綬章を受章、NHK放送文化賞、ロボット活用社会貢献賞ほかを受賞する。
おもな著作に、『機械部品の幕の内弁当――ロボット博士の創造への扉』『作る! 動かす! 楽しむ! おもしろ工作実験』(ともにオーム社)、『今を生きていく力「六波羅蜜」』(教育評論社)、『親子のための仏教入門――我慢が楽しくなる技術』(幻冬舎新書)、『退歩を学べ――ロボット博士の仏教的省察』『仏教新論』『般若――仏教の智慧の核心』(ともに佼成出版社)等があり、共著書に『ロボット工学と仏教――AI時代の科学の限界と可能性』(佼成出版社)等がある。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
まえがき
第1話 釈尊が誕生された釈迦国と当時のインド社会
第2話 釈迦国の王子としての生活と青春時代の苦悩
第3話 約束された王位を捨てる出家の決意
第4話 欲望に閉じ込められた人類を解放するための恐るべき苦行
第5話 悟りは、どのようにしてやってきたか
第6話 〝縁起の公式〟がどのようにして人間の救いの原理となったか
第7話 この世のすべての人々のために法を説く決意
第8話 苦行をともにした五人の比丘たちへの初転法輪
第9話 ベナレスの豪商ヤサ一家の三帰依
第10話 一切衆生の利益と安楽のための「伝道宣言」
第11話 一挙に千二百五十人の僧伽を確立した釈尊のマガダ国への伝道の旅
第12話 平和を実現するための僧伽が守らねばならない戒と律
第13話 新興都市の在家の人々の間に広まっていった仏教
第14話 在家信者に対する人間完成のための釈尊の教え
第15話 故郷・釈迦国訪問と父・スッドーダナ王の教化
第16話 カピラ城での王族の青年たちの教化
第17話 祇園精舎を寄進したスダッタ長者の帰依
第18話 当時の超大国・コーサラへの布教とパセーナディ王の帰依
第19話 マハーパジャーパティ妃の願いによって成立した比丘尼教団
第20話 求道心に燃えて厳しい戒律の下で修行に励んだ比丘尼たち
第21話 僧伽の和合の教えのもととなったコーサンビーの比丘たちの争い
第22話 デーヴァダッタの反逆で明らかにされた仏教の中道思想
第23話 恨みの子・ヴィドーダバ王子によって滅ぼされた釈迦国の悲劇
第24話 アジャータサットゥ王に侵略を思いとどまらせた釈尊の平和の教え
第25話 心の底から師を求めて己を開花させた釈尊の十大弟子
第26話 釈尊の最後の旅立ちを前にしての舎利弗、目連の死
第27話 王舎城を後にして涅槃への最後の旅立ち
第28話 八十歳のご生涯に人類の平和の教えを説き続けられた偉大な師の涅槃
第29話 国境を越え、時代を超えて、生きとし生ける者へ救いをもたらす釈尊の教え

ISBN:9784333029075
出版社:佼成出版社
発売日: 2023/09/30