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【2023年5月12日(金)】
◆電子新刊
・『悟りから祈りへ』 鈴木秀子・著/野口法蔵・著 ¥1,650(税込)
〇紙の書籍はこちら
※読み放題プラン:5月12日(金) 10:00配信開始
※単品商品:5月12日(金)10:00販売開始

・『親と死別した子どもたちへ ―ネバー・ザ・セイム 悲嘆と向き合い新しい自分になる―』 ドナ・シャーマン・著 ¥2,200(税込)
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※読み放題プラン:5月12日(金) 10:00配信開始
※単品商品:5月12日(金)10:00販売開始

・『現代語訳 はじめて読む法華経28品―深遠な教え、華麗な物語世界へ―』 立松和平・著 ¥1,650(税込)
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※単品商品:5月12日(金)10:00販売開始

    

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悟りから祈りへ 
鈴木秀子・著/野口法蔵・著 ¥1,650(税込)

作品紹介:本書は、カトリックのシスターであり日本文学研究者でもある鈴木秀子さんと、礼拝行(五体投地)を実践すると共に「坐禅断食」を提唱・指導する禅僧野口法蔵さんによる共著本です。本書のテーマは、宗教・宗派の違いを超えた〈祈り〉のありようを明らかにしようとするものです。宗教遍歴の後、厳しい修行(礼拝行)を実践していた野口さんは、鈴木さんとの出会いにより、「修行とは他者の幸せを願うこと=祈ること」と気づいたと言われます。「他者の幸せを願う」という意味での「祈り」について、鈴木さんと野口さんの論述から浮き彫りにします。対談本でなく、各節を分担執筆しているため、お二人それぞれの論旨をゆっくり追いながら読むことができる一冊です。

鈴木秀子
1932年、静岡県生まれ。聖心会(カトリック)シスター、日本近代文学研究者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。フランスおよびイタリアに留学し、ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭を執る。聖心女子大学教授を経て現在、聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員、聖心会会員、国際コミュニオン学会名誉会長を務める。長年、死期が近づいた方の看取りに携わり、本人や家族の相談に乗っている。著作は多く、おもな近著に『死にゆく人にあなたができること』(あさ出版)、『あきらめよう、あきらめよう』(アスコム)、『人はいつか死ぬのだから』(PHP研究所)、『こども聖書』(すばる舎)、『逆風のときこそ高く飛べる』(青春出版社)などがある。

野口法蔵
1959年、石川県生まれ。禅僧、「坐禅断食」指導者。千代田工科芸術学院写真科卒業。新聞社勤務を経て北インド・ラダックのチベット仏教僧院リゾン寺にて出家し、3年間修行生活を送る。その後、スリランカでのヴィパーサナ(ヴィパッサナー)修行、インド国立タゴール大学での修学などを経て帰国、臨済宗妙心寺派の平野宗浄老師に就いて得度する。1日数時間にもおよぶ五体投地(礼拝行)と、断食に坐禅を取り入れた坐禅断食会の主宰・指導はともに30年を超える。おもな著作に『オンマニベメフン』『直感力を養う坐禅断食(新装版)』『坐禅断食のススメ』『これでいいのだ』(以上七つ森書館)、『坐禅断食(第3版)』(よろず医療会ラダック基金)などがある。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに────野口法蔵
第1章 生きること、死ぬこと、祈ること
第2章 祈りとは何か
第3章 キリスト者の祈りと、僧侶の祈り
第4章 死に臨んでできること
第5章 自分との対話
第6章 自分を超える存在
第7章 これでいいのだ
附 章 坐禅と断食
おわりに────鈴木秀子

ISBN:9784333028474
出版社:佼成出版社
発売日:2021/04/30

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親と死別した子どもたちへ ―ネバー・ザ・セイム 悲嘆と向き合い新しい自分になる―
ドナ・シャーマン・著 ¥2,200(税込)

作品紹介:親を亡くした悲しみを抱える子どもたちがその後の人生を歩んでいくためには、その死別体験とどのように向き合っていけば良いのか――。グリーフケア施設「ダギー・センター」の責任者を長く務めた著者が、臨床現場での事例を紹介しながら提言する。
2003年にアメリカで刊行された Donna Schuurman “Never the Same: Coming to Terms with the Death of a Parent”の全訳本。グリーフケアの現場において邦訳が待たれていた、グリーフケア入門書の決定版。

原著書名の“Never the Same”とは、「〔親の死を経験したあたなは、以前の〕あたなとは違う〔けれども、もうあなたは前に進む準備ができている〕」というニュアンスを意味している。
親を亡くした子どもたちは、時間の経過とともにその喪失の悲しみを受け容れて成長していくと言われるが、著者は「子どもは必ずしも親の死を乗り越えてはいない」という。その上で本書では、子どもたちが親の死を無理に受容したり乗り越えたりするのではなく、「親の死の前の〈わたし〉と後の〈わたし〉は同じではない。それでも自ら前に向かって歩みを進めることができる」ように導いていくことを目指している。

アメリカのグリーフケア施設「ダギー・センター」(1982年設立)の責任者を長く務めた著者が、臨床現場での事例を紹介しながら提言する一冊。

ドナ・シャーマン(Donna Schuurman)
1954年8月1日生まれ。ドナ・シャーマン氏は、1990年にノーザンイリノイ大学(Northern Illinois University)にてカウンセリングを専攻し博士号を、また、ウィートン大学グラデュエイト・アドミッションズ(Wheaton Graduate School)にてコミュニケーションを学び修士号を取得している。
シャーマン氏は、死別後の悲嘆感情を抱える幼少期や10代の子どもたち、また、その家族のためのピアサポートプログラムを提供する世界ではじめての施設ダギー・センターのエグゼクティブディレクターを務めるほか、教育者、カウンセラー、死生学者の専門家が集まる、死生学とカウンセリング学会の理事会メンバーでもある。
シャーマン氏はダギー・センターのエグゼクティブディレクターを1987年から29年間務め、2016年には大切な人との死別を経験した子どもたちへのグリーフケアにおけるこれまでのダギー・センターの努力を、国内外へ広め伝える役割を担う上級ディレクターに就任した。

訳者(代表)略歴
西尾温文
1954年秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業、立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、順天堂大学医学部附属順天堂医院がん治療センター心理士、順天堂大学医学部緩和医療学研究室協力研究員、一般社団法人エッグツリーハウス代表理事、武蔵野カウンセリングルーム代表、上智大学グリーフケア研究所非常勤講師。公認心理師、臨床心理士。

監訳者略歴
松下弓月
1980年東京都生まれ。真言宗僧侶。臨床心理士・公認心理師。国際基督教大学教養学部卒業。現在、福生山宝善院副住職、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士後期課程在籍中。共愛学園前橋国際大学・多摩大学・神奈川県立衛生看護専門学校非常勤講師。専門は臨床心理学。共著に、『小さな心から抜け出す お坊さんの1日1分説法』(永岡書店、2013年)、『お坊さんはなぜ夜お寺を抜け出すのか?』(現代書館、2010年)など。

監修者略歴
島薗進
1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科宗教学宗教史学専攻博士課程単位取得。東京大学教授を経て現在、上智大学グリーフケア研究所所長、同大学院実践宗教学研究科委員長、東京大学名誉教授。専門は宗教学・宗教社会学・死生学。近著に『宗教ってなんだろう?』(平凡社、2017年)、『ともに悲嘆を生きる──グリーフケアの歴史と文化』(朝日選書、2019年)など。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに
第1章 感情──悲嘆の段階説は忘れよう
第2章 わたしの経験は普通だったか?
第3章 失ったのは、親だけではなかった
第4章 まわりのひとたちは、あなたの悲嘆にどう影響したか
第5章 あなたはどんな子どもだったか?
第6章 子どものレジリエンスについて私たちが知っていること──親と死別した子どもの強さと弱さと困難
第7章 子ども時代の親との死別はいまのあなたにどう影響しているか
第8章 親の死に向き合うために、いまあなたにできること
第9章 十の実用的な提案
付 録 研究の限界──研究成果について読むときに、何を信じて良いか知る方法
参考文献
解説
訳者あとがき
監訳者あとがき
エッグツリーハウスについて

ISBN:9784333028191
出版社:佼成出版社
発売日:2020/03/15

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現代語訳 はじめて読む法華経28品―深遠な教え、華麗な物語世界へ―
立松和平・著 ¥1,650(税込)

法華経28品すべてを、現代語訳。親しみ溢れるみずみずしい表現で、僧侶や仏教学者が今まで訳しきれなかった経典世界を新鮮に表現している。2002年(平14)に水書坊から出版された同書の復刊企画。作家の記念碑的一冊といえる。

立松和平
作家。
一九四七年十二月十五日、栃木県宇都宮市で出生。早稲田大学政経学部卒業。
一九七〇年、在学中に文学作品『自転車』で第一回早稲田文学新人賞を受賞。
卒業後、さまざまな職業を経験したあと、故郷に戻って宇都宮市役所に勤務した。
一九七九年から文筆活動に専念する。
一九七〇年、小説『遠雷』で第二回野間文芸新人賞、一九八六年、アジア・アフリカ作家会議の「八五年度若い作家のためのロータス賞」、一九九三年、『卵洗い』で第八回坪田譲治文学賞、一九九七年、小説『毒─風聞・田中正造』で第五一回毎日出版文化賞を受賞。
日本国内、国外を旺盛に旅する行動派作家として知られ、活力あふれる描写とみずみずしい感性が多くの読者の共感を得た。
また自然環境保護問題にも積極的に発言。さらに神社仏閣を保護していくための、建築用材を提供する「古事の森」構想を提唱、四百年伐採しない森づくりを提唱。
『ブッダその人へ』『仏に会う』『ぼくの仏教入門』『道元』『良寛』など、仏教への深い関心を示す著書を次々と世に送り出した。
二〇一〇年二月逝去。
(※略歴は刊行時のものです)

【目次】
はじめに
序品第一
方便品第二
譬喩品第三
信解品第四
薬草喩品第五
授記品第六
化城喩品第七
五百弟子受記品第八
授学無学人記品第九
法師品第十
見宝塔品第十一
提婆達多品第十二
勧持品第十三
安楽行品第十四
従地涌出品第十五
如来寿量品第十六
分別功徳品第十七
随喜功徳品第十八
法師功徳品第十九
常不軽菩薩品第二十
如来神力品第二十一
嘱累品第二十二
薬王菩薩本事品第二十三
妙音菩薩品第二十四
観世音菩薩普門品第二十五
陀羅尼品第二十六
妙荘厳王本事品第二十七
普賢菩薩勧発品第二十八
おわりに

ISBN:9784333028146
出版社:佼成出版社
発売日:2019/10/30

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