愚禿親鸞

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探求の一編として、親鸞上人の深遠な宗教観に光を当てた一作。自らを「愚禿」称した謙虚な姿勢から絶対的愛と絶対的他力を宗教の核心と捉え直す。他宗の宗祖・日蓮の教えと比較し、またキリスト教の罪と正義の観念との本質的差異を浮き彫りする。

西田幾多郎
1870年、石川県生まれ。哲学者。金沢第四高等学校で講師、後に教授として哲学を教える。1911年に「善の研究」を発表し、独創的な「純粋経験」の概念を提唱、日本思想界に大きな影響を与えた。その後「場所の論理」へと思想を発展させ、マルクス主義の流れを踏まえつつ、「歴史的実在」の理論を展開。京都帝国大学で教鞭をとり、和辻哲郎や田辺元を含む多くの学生を指導した。1945年に逝去。
(※略歴は刊行時のものです)


出典:青空文庫
電子版発行:佼成出版社
電子版発行日:2023/12/1